映画に見られる叔母の態度

2008年公開の実写映画において

実写ドラマ化が放送された当初、やはりというか反響を呼んだ作品として知られている。アニメ映画では清田達主人公での視点でしか物語は語られていなかったため、偏屈な叔母によって彼らは死ぬことになってしまったと表現されているが、2005年に制作された実写ドラマにおいては元々気立てが良く、良妻賢母といっても差し支えない叔母が従兄弟である母の死、その子どもたちである清田と節子の我儘に翻弄されるストレス、そして帰りを待ち続けていた愛する夫の死によって彼女は何を優先するか一番にした。そうして制作されたドラマにおいては、叔母の変貌理由と時代によってその理性も本質も同情に傾けられないモノとして表現されることとなる。

この作品によって火垂るの墓で明確に悪者とは表現されていなかった叔母の意外な一面が垣間見えたと感じる人もいたに違いない。そういう解釈もできると感じた人もいたと思うが、後に作られる作品においてその叔母が劇中において最大の悪役として描かれる事となる。それが2008年に公開された実写映画『火垂るの墓』となっている。

そもそも実写映画については企画こそなんと2000年代初期の頃から出されていた案となっており、その後ようやく舵取りが行われようとしたものの、本来監督を務めるはずだった方が逝去されてしまったため話が一度頓挫してしまう。その後後任が決まったことで引き続き制作が行われるようになってできた作品が公開された運びとなっている。

夏に観たい、アノ映画

埼玉県さいたま市にある音楽教室を探したい、そんな方にオススメの大宮 音楽教室の和幸楽器がオススメとなっています。 幼少期からはもちろん、将来に向けた本格的なコースも設置しております。
吟優舎では町家のリフォームに特に力を入れた活動をしていますが、お客様より「物件も紹介頂けないか」とのお声を頂く事が多く、物件情報ページを設けました。 京都 不動産探しにぜひお役立てください。

期待する声は大きかった

実写映画の公開が決まったことで以前から期待していたという人は多かったという。原作が原作であるがゆえ、またアニメ作品から今作を知っている人にすれば現代技術で映像化される火垂るの墓がどのように表現されるのかという点も気になっていたという意見が頻出している。しかしかつて発表された作品そのままを映像化してもオリジナリティに欠けるといった見方もあるため、内容はいくらか変更点が設けられている。どのような点が異なっているのかというのを少し挙げてみると、次のようなところだ。

これまで発表された作品との違い

  • 登場人物による回想シーンが一括さくじょ
  • 原作ラストで清田は死なず、雨の中を1人生きていこうとする描写となっている
  • 清田たちの母が死ぬ間際において、一度も意識を取り戻すこと無く死去しているが、映画においては一瞬だけ意識を取り戻している
  • 清田と他社との交流シーンが追加されている

叔母の立ち位置

上記のような違いもそうだが、実写映画の中でここが最も異なる点ともいうべきところがある。それこそ叔母の存在だ、この実写映画において叔母は最初から最後まで完全な悪役として表現されているのです。叔母は自分たちですら余裕が無いのに、人様の子の面倒を見ることは出来ないとして、訪ねてきた当初から厄介払いをするつもりで追い出そうとしていた。しかし清田たちが食料を持ってきたこともあって、それらを受け取る形でしぶしぶ同居を認める事となる。

しかしその後も叔母の態度は一環して変わらないまま、清田と節子を邪険にするだけだった。そこでは実写ドラマのような表現もなければ、彼らに対する同情心といったものも持ち合わせていない。他人の面倒を見ることもやぶさかだった叔母にすれば、自分たちの自宅に蔓延る寄生虫のように見なしていたといっても過言ではない。最後の最後まで清田たちと叔母は分かる会うこともないまま、叔母の家を出て行く時でも、引き止める素振りもなく、また悪いと思うこともなく2人を見送るだけだった。

平和を願う、戦争反対!

どちらかと言うと

実写映画におけるこうした叔母の描写については、一概に間違っているというわけではありません。どちらかと言うとアニメ映画よりも原作小説を参考にして作られたものだと見るべきだろう。原作小説では野坂氏の体験談を元にして作られている点もそうだが、叔母に対する描写もアニメ映画とは全くといっていいほど異なっている。原作小説においては叔母は最初こそ歓迎する気でいたものの、時間が経つに連れてようやく出て行く清田たちに対して、疫病神と罵る姿も描かれているという。

アニメにしてもドラマにしても多少なりとも違いは出るものだが、劇場作品ともなればある意味冒険も必要と感じる瞬間もあるのかもしれない。

八尾での賃貸新築・築浅物件をお探しならハウスギャラリーの新築・築浅物件特集をぜ日ご参考ください!新築・築浅5年以内のキレイなアパート・マンションをご紹介致します。物件に関するお問い合わせお待ちしております。

名作、火垂るの墓を読み解く